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血尿について

血尿とは?

尿の中に赤血球が混入した状態を「血尿」と言います。試験紙で尿に血液が混じっていると判断したものは「尿潜血」と言います。
尿が赤い事と血尿である事とは一致しない場合もあります。下剤など服用している薬剤により尿が赤くなる事もあります。
血尿と言われてもすぐに異常があるとは言えません。健康な人の10%ほどの人の尿にはごく少量の赤血球が混入していると言われています。

血尿が起こる病気は?
血尿は内科や小児科で扱われる病気が原因で起こる場合と泌尿器科で扱う病気が原因で起こる場合があります。
血尿の検査では、まずどこで血液が尿に混入したかを検査しなければなりません。
尿が作られる過程で血液が混入する場合は内科の病気が考えられます。内科で扱われる血尿の原因となる病気には腎炎やネフローセ症候群などがあります。
泌尿器科では、つくられた尿が体の外に運ばれる過程で、尿に血液が混入した場合の血尿を扱います。泌尿器科で扱われる血尿の原因となる病気には腎腫瘍、膀胱腫瘍、腎盂尿管腫瘍、尿路結石症、膀胱炎などの尿路感染症、前立腺肥大症、前立腺腫瘍、腎結核、特発性腎出血などがあります。

血尿に対する検査は?
血尿で来院された患者さんにまず行う検査は
尿検査:本当に尿の中に血液が混入しているがどうかの検査です。遠心器と顕微鏡を用いて尿の沈渣を検査します。
尿細胞診検査:尿の中に悪性の細胞が混入していないかどうかを調べる検査を行います。
腹部超音波検査:腎臓、膀胱に異常がないかをみる検査します。
腎盂造影検査:造影剤を使って腎臓、尿管、膀胱に異常が無いかを検査するなどを行います。
膀胱鏡検査:膀胱の中に異常がないかどうか検査することが必要な場合もあります。膀胱鏡検査で左右どちらの腎臓から血尿が出ているかわかる場合もあります。
血尿の精密検査に来られる人の多くは全く異常がありません。
健康診断では、どこか異常のあるごく少数の患者さんを発見するために、多くの正常な人にも尿潜血があると判断しています。
健康診断で尿潜血があると言われた人は精密検査を受ける必要がありますが、その多くの人で異常がありません。

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